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ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

キッズ・リターン(1996)

監督:北野武
出演者:金子賢安藤政信森本レオ、 丘みつ子
収録時間:108分
レンタル開始日:2002-10-25

Story
世界を席巻する北野武が監督・脚本を手がける青春ドラマ。問題ばかり起こしている高校生・マサルとシンジは、カツアゲしようとした高校生の助っ人にKOされてからボクシングを始める。高校卒業後、シンジはボクサーとなるが、マサルはヤクザに憧れ…。 (詳細はこちら
一つの映画の中に幾つかの人生。
それぞれのストーリーはシンプルだったりするわけで、見せ方次第で如何様にも変化するということを痛感させらるわけです。
音楽が素晴らしいってのもデカイ。映画における音楽の存在って偉大だよって思う。
しかし、今回のこのキッズリターンという作品、絵も良いのです。
間合いとか余韻っていうんですかね、個人的にツボでした。
絵で訴えてくるものが大きい映画だし、その辺が見ごたえありました。
お腹いっぱい楽しめました。

ただ、この作品も15年くらい前なもんだから当時の時代背景やなんかを把握できてないのが少しもったいないと思った。(15年前のことが思い出せない人w)
まあ調べりゃわかるし、それについては自分の責任だけど、絵に収まってくるファッションやら風景やら全部含めて当時のスタンダードと比較してどんな位置づけになるのかが知りたくなる。
リアルタイムでも同じように思えてたのかどうかってのが、気になっちゃってしょうがなくなるから。
今観てあの小道具とかファッションとか風景とか諸々、好きなことには違いない。
侘び寂びを感じる。


しかし、この映画、かなり偏った個人的嗜好によるところ、石橋凌が最高なんだ。前から好きな役者だけど。かっけぇなぁ。。。
元々はミュージシャンだったけどもうすっかり俳優として定着したよね・・・うんうん。
前に石橋氏が何かのインタビューで役者に専念したきっかけを話していた事があったけど、
その時確か可愛がってもらっていた松田優作の遺志をついで俳優業に専念したといってたっけなぁ。

※以降ネタばれ


そんな石橋凌は親分さんです。

親分はスイッチの入り方が半端ないっす。
親分はいつもタバコ代に一万円のお釣くれるっす。
そんでなぜかいつもカズオに気遣いしてるんです。
そんなカズオに大事なお役目与えちゃうんです。
いやいや、親分死に様かっこ良すぎるっす。
また惚れ直しちゃうなぁー

話を映画の内容に戻そう
「お前がチャンピオンになって俺が親分になったらまた会おう」
そう約束して別れた二人だったけど、結局どちらも果たせぬまま、再会の時を向かえる。
何度も失敗する人、成功から転落する人、苦労の末に成功する人。
世の中色んな人が居るわけで、生き方も価値観も人それぞれだ。
終わりだなって思ったら終わりだし、始まりだと思ったら始まるんだ。
だから、なんだってそうでしょう。




総評:☆☆☆☆☆
物語:☆☆☆
演出:☆☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆☆
役者:☆☆☆(石橋凌のみ☆☆☆☆☆w)
制作年:1996

<ジャンル>
人間ドラマ?

<お奨めの気分>
どんな気分の時でもいいのじゃなかろうか
両極の要素が含まれているので、落ち込んでる時でも、頑張ってるときでもはまると思うな