読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

レナードの朝(1990)

アメリカ ノンフィクション ドラマ 医療・病 映画賞ノミネート 1990年代 ☆4 考える 感動・涙流

恐るべし、デニーロの底力

収録時間:120分
レンタル開始日:1990-01-01

Story
嗜眠性脳炎のため半昏睡状態のレナードが、勇気ある新任医師セイヤーの試みで30年ぶりに眠りから目覚める感動のドラマ。監督のペニー・マーシャルは友情と愛情、人間の尊厳をじっくり描き上げて、世界中から絶賛を浴びた。主演はハリウッドを代表する大スター、ロバート・デ・ニーロロビン・ウィリアムズ。 (詳細はこちら

1991年に日本で公開された、実話を元にした話。
入院していた嗜眠性脳炎の20名に、1960年代に開発されたパーキンソン病向けの新薬L-ドーパを投与する治療の話が元になっているが、この映画ではその患者のうちの1人であるレナード(レナードは架空の人物)に新しく赴任してきたセイヤー医師が興味を持ち始めることから始まる。
セイヤー医師は実在の人物で、映画が公開された当時は存命で現役の医師であったようだ。
(今は知らない)

もう20年近くも昔になるのか。。。
この映画が公開当時、高校生だったなぁ。同級生と一緒に有楽町の劇場まで観に行ったことを思い出す。
実話であることと、激混みだった為に一番前の席しか空いてなくて相当辛い体制で観ていたのでよく覚えている。

この映画を観る一年ほど前に友人に借りた「アンタッチャブル」と「ローマの休日」のビデオ。
あの2本のビデオが、私を初期の映画三昧の日々へと駆り立てたのだったな。


実話であるこの物語を観て感じることは人それぞれ、個人差も大きいことだろう。
ストーリーに関しては解りやすい話だったことや、上記の理由もあいまって20年経ってもわりと覚えていた為、新鮮さや驚きは無かった。
当時映画館で観たときは結構泣いた気がするが。


恐らくセイヤー医師のキャラクターや行動に関しては映画向けに相当脚色はされているだろうし、その辺の演出に多少えげつなさを感じた点はいささかマイナスではある。
無理に誇張する必要は無いのだ。事実なのだから。
その方がよっぽど刺さるってもんだ。

しかし、そうであったとしてもデニーロの演技が色あせる事は無い。
あの役を彼以上に表現できる役者が居るだろうか。。。
思い当たる節が無い。
演技という領域を越えている。
演じているのではなく、本当に魂が乗り移ってるとしか思えない気持ちにさせられるのだから。

レインマンダスティン・ホフマンなんかも、同様の意味合いで賞賛されたりしてるのだろうし、彼も素晴らしいのだろうが、自分はやっぱデニーロ派!
なんといってもカメレオン俳優の元祖である。
第一人者である。

間違いなくデニーロの役者魂を感じさせる一本!
一度は観るべし。


総評:☆☆☆☆
物語:実際の医療関連が元ネタなので評価をひかえる
演出:☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆☆(デニーロに特化してるけど)
製作年:1990

<ジャンル>
ノンフィクションドラマ


<お奨めの気分>
楽しい類の話ではないので、精神的な面でゆとりのある時が良かろう