ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

ブラック・レイン(1989)

優作よ、永遠なれ

年末映画三昧DAYと勝手に銘打って、映画をたくさん観ることに。
総評は休み終わりにまとめてやるとして、とりあえずたくさん観る予定なので忘れないようにメモ代わりにとりあえず書いとく。

まず、第一弾として最初だから気楽に観れる映画が良いなぁと思い、一度観たことがあって且つアクションものなら途中で中断したり他のことしながらでも軽く観れていんじゃない?
という結論に達し「ブラック・レイン」を選択。
実は、優作の探偵物語をレンタルしたいと最近ずっと思っていたんだけど、さすがに人気があってなかなか借りれない。
まぁ、そんな気持ちのはけ口という意味合いもあったりする。

あくまでアメリカのアクション映画なのでそれを前提で観る必要がある。
ストーリーに期待してはいけない。

やっぱりこの映画の見所は役者さんの演技ということになりましょうか。
高倉健は正直興味なかったので今まで彼の映画は殆ど観たことがないのですが、
(黄色いハンカチをテレビで途中から観たくらいか。。。)
ああいう生真面目ないかにも昔ながらの日本人の役ってやっぱはまり役なんすねぇ
対人面にもどかしいところが、もっともらしくていい感じでした。


※以降ネタばれ

大して真剣に観てた訳でもなかったのだけど、ラストで涙をこらえる高倉健の姿に不覚にも涙を誘われてしまった。。。

そして、優作は言わずもがな。
外人と並んでも見劣りしないスタイルとオーラはさすがだなぁ。
ああいう路線のパイオニア的存在として、フルパワーな感じが伝わる。
確かブラックレインの撮影の時はもう病気が発覚していて、これが最後の映画かもしれないと覚悟の上で演じてたとか昔、なんかで読んだ気がするが警察署に連れてこられた時の遠くをみる目がなんとも神々しかったように感じた。

そうはいっても、アメリカのアクション映画ということを忘れちゃならんのだな。
ストーリーやら、背景やらだいぶ無理があるし、あちこち中途半端だし、もうちょい頑張れよっていいたくなるところは否めん。

制作年:1989