ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

デジャヴ(2006)

設定はありがちだし、展開もいまいち。

悪くもアメリカっぽい。

苦痛とまではいかないけど、退屈な映画だった。

 

テロが起きて何百人も死んでしまう。

そのうちある1体の死体が事件より前の時間に亡くなっていることがわかり、その人物が事件の鍵だと睨み、過去へ戻って事件を防ぐ為に頑張る映画。

そもそも、その装置ってのは元々は過去に人を送るためのものじゃなくて、過去をただ再現というか確認する目的で存在していたんだけど、無茶して過去に行っちゃうんだな、主人のダグことデンゼル・ワシントンが。

死をも顧みずにね。

つったって、序盤っすよ。死ぬわけないんだし、そこから先の展開はもうわかりきってるよ。

その辺が一番ダメだよねw

なんというか、普通にその装置を使って犯人を追い詰めるだけにしといてそっちの展開をスリリングに描いた方がきっとおもろかった。

なのに、無茶して過去にいっちまったので、なんかすっごい凡庸になっちゃったよね。

 

ちょっと思うのは、タイムスリップってのはSFかね。

一応SFに設定したんだけど。

この映画に関してはそのへんの考証は適当さが伺えるのでほとんどファンタジーって感じ。

だからさ、全然ワクワクする感じとか無いんだよね。

中途半端なんだよ。

どうしても過去にもどるならがっつりファンタジー寄りで過去に戻るっていう方が入っていけるよね。

 

総評:★★

物語:★★

演出:★★

映像:★★★

音楽:★★★

役者:★★★

 

<ジャンル>

タイムスリップサスペンスアクション

 

<お奨めの気分>

時間つぶしくらいにはなるので、出演者に好きな人がいれば。