やぶさかだったんだけど。
説明もなく設定が引き継がれてると聞いたので忘れないうちに片付けておくか。
確かに、続編というより第二話と言ってもいい程そのまんま引き継がれてるね。
設定では数年後ってことらしいけど、まるで数日後かの如く。
というわけで、前作ではアンディ・ガルシア演じるカジノの大社長ベネディクトから膨大な金を盗み出し、オーシャン氏(ジョージ・クルーニ)も元妻とよりを戻してめでたしENDだったわけだが、ベネディクトが突如11全員の前に姿を現し2週間以内に盗んだ金を返さないと全員ぶっころすよと言ってきた。
国内ではもう顔も割れてるし仕事できねーなってことでヨーロッパでやるかってことになる。
11はリメイク作品のようだが、12はソダーバーグのオリジナル。
突然カラー変わったねw
あまりの変わりように失笑半分と、思い切りにちょっと感服というところだよね。
11はシンプルでわかりやすい誰が見ても理解できるような万人受けする感じの作品だったけど、12になって突然複雑な様相を呈してきた。
11と同じような展開を期待してる人にとってはさぞかし辛かったことでしょうなw
まぁ、複雑になったということ自体はむしろ歓迎する。
だが、あれはないね。
せっかく込み入った感じにするならもうちょっと落としどころを考えて下さい。
最後に種明かし的なのがあったけど、それ見ても全然納得も驚きもない。
寧ろ興ざめ。
何そのしょぼい真実、、と口走りそうになった。
しかし、キャストだけは相変わらずゴージャス
前回のメンバー+キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(ブラピ役の元恋人で現刑事役)、ライバル怪盗役にヴァンサン・カッセル、更にブルース・ウィリスがカメオで出演している。
これははっきり言ってまずかったんじゃないのかと思うわけだ。
主要人物を増やした為に、かなり散漫で薄っぺらい感じになってしまったよなぁ。
なんてことするんだろうかw
こんな人増やしてやるなら、後1時間長い時間にしてでももうちょっと各部を掘り下げてくれないとキツイ。
すべての登場人物が脇役のような作品という印象が残ってしまった。
総評:★★
物語:★
演出:★★
映像:★★★
音楽:★★★
役者:★★★
<ジャンル>
クライム
前回よりも更にアクションが少なくなりもはやなんなのかよくわからない。
<お勧め気分>
もう、俳優目当てしかないのではないか?