監督:ゴア・ヴァービンスキー
パイレーツ・オブ・・・の人です。
今年のアカデミーで長編アニメーション賞を取った映画。
パイレーツ・オブはテレビで放映されていたのを(どのタイトルか忘れたけど)1つだけ(途中から)観た事があったけど、正直ふーんって感じくらいだった記憶がある。
主役のカメレオンの声がこれまた、パイレーツばりにジョニー・デップが担当している。
動きなんかもモーション・キャプチャー使ってるらしいから、彼のファンの人なら動きでわかっちゃうのかもね。
DVDのジャケット観れば想像できるけど、西部劇っぽい世界観になっている。
音楽が結構いい感じ。
ただ、エンディングはあれ、オリジナルなのかな?
よくわかんないんだけど、色んなところからちょっとずつ拝借してきたような感じがしちゃったけどw
でも、いい感じ。
CGアニメっていうと、最近じゃもうピクサーの独壇場って感じもしてたけど、そういう意味ではちょっと面白いよね。
キャラクターなんかも、ビジュアル的にはどう贔屓目に見たって可愛いとか愛嬌があるなんていう感じじゃないものw
なんならちょっとキモイくらいのキャラの方が多い。
でもそういうところが逆に新鮮で興味深かったので、主観としちゃ上々。
リアリティについてもすごく頑張ってる感じで、映像と音楽はよくできてんなーって思った。
ただやっぱりね、個人的にはノリってやつ?あれが合わないのね~。どうしたって。
パイレーツの時もそうだったけども、なんかこう、大仰なんすよね。
方やアニメで方や冒険ファンタジー的な、どっちもある意味夢の世界みたいなところあるから、だいぶ、許容出来てる類だとは思うんだけど。
それでも、それを笑いのネタにするのか、、、ちょっと引く。っていうシーンがちょいちょいあったりして。
主観を極力除けば、そうあるべきなんだろうとは思う。
アニメだし、子供もターゲットならその方がわかりやすいだろうし。
けど、解ってても受け入れられる許容が小さい自分にとっては・・・ってところだ。
結果的には気に入ったところ、微妙だったところ差し引いて総合的には普通っていう感じ。
全体的になんとなく普通な感じとはちょい違うね。
でも、パイレーツシリーズとか大好きな人ならきっとすごく楽しいって思って観られる映画なんだろうなって思った。
総評:★★★
物語:★★
演出:★★
映像:★★★★
音楽:★★★★
役者:★★★
<ジャンル>
タイトル通りです。カメレオンの冒険です。不思議かどうかはわかりませんが。
<お奨めの気分>
子供も観られるんじゃないかと思うのでちびっ子と一緒に観る時にいいかも。
だけど、前半ちょっと子供には退屈かもだから微妙なのか、、、