戦争もののパロディ込のアクションコメディといったところか。
ハリウッド映画製作の裏側をブラックに描き、トム・クルーズほか、豪華スターのカメオ出演も話題となったサバイバル・アクションコメディ。ベトナム戦争最前線で活躍した男が書いた回顧録の映画化が決定し、大物俳優が参加することになるが…。 (詳細はこちら)
注意点として真っ先に上げるべきは、
肉片とか内臓とかB級ホラー並みに多発するので苦手な人は要注意。
※序盤だけだけど。
ベトナム戦争を題材にした映画の撮影現場で我侭放題の俳優陣を全く制御できない気弱な監督、おかげで撮影は難航、たったの5日で予算を使い切って窮地に追い込まれる。
最後の切り札とばかりに隠撮のサバイバル撮影を試みるも、本物の戦闘に巻き込まれてしまうという話。
ものすごいお金かかってます実際。
なので派手なところはホントにド派手にやっちゃってます。
そこはある意味脱帽。
しかし、好みで言うとあんま好きじゃないタイプの作品だわ。
バカバカしいのは別に嫌いじゃないんだけど、喚き散らして勢いで強引にもって行こうってのはどうも気に入らないw
グロ・汚い・下品なのをむやみに多用する感じも気に入らない。
グロいのやエロいの自体が嫌だってんじゃなく、こう言う使い方が嫌だって話。
だけど、これはきっとアメリカコメディの王道のその先にあるような作品なんだろうなって感じがするので、そういうのが好きな人には面白いのだろうと思う。
自分はやはりその手のが根本的に苦手だというのがベースにあるので厳しい。
ホームアローン的なね。
(あれも嫌いなタイプの作品なので、逆にあれが面白い人ならいけるんじゃないだろうか)
大物ゲストについては色んなところで既にネタとして上がってるので今更だし、わざわざ書かないけど。
ナリキリぶりは結構気合入ってるのは事実で、作品の一部として捉えると微妙だけど彼の演技単体で見るとよくやるなぁってところで、関心はするんだよねw
後、ロバート・ダウニー・Jrは独特のエグ味があっていいなって感じ。
総評:★★
物語:★
演出:★
映像:★★★
音楽:★★★
役者:★★★
<ジャンル>
戦争ものアクションコメディ
<お奨めの気分>
見る人を選ぶ映画なので、合いそうだと思う人が見ると良い。