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ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2006)

2000年代 アメリカ バイオレンス アクション クライム ★3 かっこいい

割れるんだろうなぁ。好きな人と嫌いな人。

大衆向けではないと思うね。

タランティーノ好きなら結構いける感じかなぁ。

最後の後始末はタランティーノの持って行きたかとは違うけど、映像と音楽はかっこよろしく、そういう系統。

 

但し、展開がかなり早い上に登場人物が多く、説明も少ない為理解力の低い人や、ストーリーや設定をちゃんと把握しないと楽しめない!っていう人にはキツイだろうと思う。

あと、おふざけ要素は少ない。

タランティーノは小さいところにそういうのガンガン挟んでくるけどこの映画は殆ど笑うような場面はないですね。

監督:ジョー・カナハン
収録時間:109分
字幕:日・英

 

Story
ハリウッドの新鋭、ジョー・カナハン監督によるバイオレンスムービー。100万ドルの報奨金が掛かったターゲットを巡り、7人の暗殺者が空前絶後の殺し合いを繰り広げる。R-15作品。 (詳細はこちら

 

ある有名なマジシャンがマフィアとの癒着によって私腹を肥やしてる内に、調子にのってマフィア稼業の方にどっぷり浸かる事になるんだけど、ポッと出のにわかマフィアの為、色々詰が甘くてそのマジシャンマフィア(ジェレミー・ピヴェン)のせいで組織全体が警察に目をつけられちゃう事態になり、それに激怒した大元の組織(コーザノストラ)のボスがそのマジシャンに多額の賞金をかけるわけ、このボスってのが結構おじいちゃんで、もう余命幾ばくかって状態なんだけど、自分が死ぬ前にあいつだけは葬ってやる的なノリとFBIは盗聴した電話から判断したわけです。

(ホントはもうちょい複雑な流れだがだいたいそんな感じ)

 

で、いろんなところからそのマジシャンの首を取ろうと複数の殺し屋が集まってきて我先にとマジシャンが滞在するホテルへ乗り込んで来る。

二人組の女殺し屋(一人はアリシア・キーズ峰不二子みたいで可愛い)

拷問大好き、凄腕傭兵

変装名人の伝説の殺し屋

変態パンク3兄弟

↑基本はこの4組がマジシャンの命を取りに来るってわけです。

更にはそのマジシャンを証人として確保したいFBIとの攻防を描いたバイオレンス・アクションですね。

(但し話はその一本筋じゃないので、あくまでも全体というか前半の話だけど)

 

全体的には割と好きな方向。

話も一応追いましたけどそれ抜きに眺めてて結構楽しいかもな。

前半から中盤にかけてはラストどうするのかなぁ?っていういろんな可能性を探れる感じも楽しかったかな。

自分なら、こうするなぁとかさw

(実際のラストは失速したと思うけど、、)

 

 

 

↓ネタバレ

中盤、FBI副長官(アンディ・ガルシア)の元にある書類が届けられて、そこで物語の方向性が変わることが示唆されるのですが、あの瞬間にはっきりネタががわかってしまったのは、ちょっと残念だよね。

(私が気づくレベルなのでよっぽど鈍くない限り気づくと思われる)

そういうのってさ、やっぱラストになってようやく気づいて愕然とするってところが魅力なんじゃないのかと思うのでマイナス要素にはなっちゃうよね。

 

でも、それは抜きにしてもとりあえず映像と音楽を楽しむ目的で普通に見れる。

後半は怒涛のアクション三昧ですよ。

図式がもうてんやわんやだもの。

殺し屋VS殺し屋

殺し屋VSFBI

殺し屋VSマジシャン

マジシャンVSマジシャンの部下

マジシャン自殺か?

みたいな感じで、オイオイこの先誰が誰にやられて誰がマジシャンの首とるってわけ?って感じ。

 

総評としては、色々欲張りすぎてたり奇をてらい過ぎてる部分が足を引っ張ってる形になってしまっていて、視聴者へのキャラの埋め込みができてないところはちょっと痛いですねー

こういうのってさ、後半になってきたら、こいつならここはこういう行動すんだろうな?ってある程度予測できるくらいキャラが馴染んで来て面白くなるところがあると思うんだよね。

ストーリー的な部分じゃなくて習性的な部分でね。

タランティーノとかコーエン兄弟はそういうのが凄いうまいなぁとか思うんだよね

どっちもオタクだろうなw、じゃないと逆に作れないんだろうと思うし)

 

自分はタランティーノ好き派ですがね、彼との違いは最後まできっちり裏切ってくれるかどうかってところかと。

 

こっから究極のネタバレ↓

ま、落ちとしては実はマジシャンはボスの実の息子で、命を欲しがる=心臓を移植しようとしてるってことだったと、そしてもう一つ大きいネタバレがありますが、説明が面倒なので省略

ま、ボスの正体ってことで。

 

因みに一番のがっかりポイントは、最後にボスとマジシャンの生命維持装置を捜査官(ライアン・レイノルズ)が外してしまうのだが、、、

あんな重要人物のところに護衛が0人な事も、あれほど危険な発言をしていた捜査官をフリーにしている事も全くもって理解しがたく、有り得ない。

笑いの路線に行かないのであればその辺の落としどころはもっときちんとやって欲しかった。

 

総評:★★★

物語:★★

演出:★★

映像:★★★★

音楽:★★★★

役者:★★★

 

<ジャンル>

バイオレンスドンパチ

<お奨めの気分>

目が離せないので片手間じゃ無理よ。その割に中身が薄いから、疲れてはいないんだけど、なんとなくちょっと軽めの派手なの見たいなって時