見所はJACのアクション&手作り感満載のSFX
鎌田敏夫の原作「新・里見八犬伝」を『バトル・ロワイアル』の深作欣二が薬師丸ひろ子主演で映画化した大ヒット時代劇。城を焼かれ追われる身となった館山城主の娘・静姫は、八剣士を探し出し、甦った闇の妖怪軍団と最後の闘いに挑む。 (詳細はこちら)
当時としては色々と新しい試みがなされたのだろうというのがわかりますね。
今ならCGで如何様にもできますが、そんなものはない時代ですから、特殊メイクとSFX、そして後は本物の体当たり。
音楽もそれまでの時代劇とは一線を画す洋楽メインで、当時としては斬新だったことでしょう。&個人的には懐かしい。
話はご存知滝沢馬琴って事でいいとして。
内容的にはクズですw
しかし、いいの。
①ヒロインの薬師丸ひろ子は大根に違いない、けども、可愛いんだ。これが。
10代でしょうね、撮影当時。
もういいよ、許しちゃう。そういう気持ちになっちゃうの。
お姫様衣装の時より、男の子に変装してる時がとても可愛い。
②真田広之がカッコイイ
野生児系キャラですが、JACで鍛えたあの身のこなしですもの、軽いです。
和製ターザンのように野山を駆け回る姿は人類のちょっと上を行ってる感じすらさせます。
彼もまた若いですねー。
今や世界でも活躍する程の大物となりましたが、この頃はまだちょっと可愛い感じすら致します。
スタントなしであのアクションをこなすんですから引く手数多だったでしょうね。
今はそこまでできなくても技術でカバーできてしまうから、この時代とは求められるものも違うだろうし、出来る必要もないのかもしれないけど、それでもやっぱりあんだけの動きを生でやってるってのは、観る側からすると感動のレベルは違って来る。
二人共やっぱり普通の人とは動きが違う。
対峙して戦うシーンが一番の見所でしょうか。
作り物じゃない本物のアクションですよ~。
これはテンション上がっちゃう。
※ワイヤーは所々使っていますが、基本チャンバラがメインでそこが逆にリアルっぽくて自分は好きだったな。
④夏木マリ様
元から好きなんだけど。最高でした。
派手なメイクと派手な衣装。
普通ならあんなの着せられたら置物みたいになるところよ。
なのに中身が負けてないんだもん。
あのド迫力、そして妖艶な美しさ(ちょっと怖いところも良い)。
お尻丸出しすらも何やら神々しい。
楽しかったですわ。
但し話に期待してはいけない。
※里見八犬伝自体の事ではなくあくまでこの映画の中に話を求めないという意味。
時代が違うので映像面でも違う観点で楽しめる事が前提。
(今の技術を駆使した映像と正面から比較してはいけません)
けど、あの手作り感がまた、今となっては逆に新鮮という気が致しました。
SFX創意工夫しながら色々と頑張ったんだろうなぁ。
という楽しそうな感じがしますね。
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