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ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜(2011)

変態度MAX物語

2013/6/22視聴(下書きより)

 

ここまでキモイとはちょと思わなんだよ。

案外その手の話には耐性がある方だと思っていたのですが、

さすがに気持ち悪かった。

 

昼間はマンションの管理人としての顔を持つ主人公だが、夜は一変、同じマンションに住む幸せそうな可愛い女性の部屋に管理人である職権を乱用して忍び込む変態ストーカー。(合鍵)

これが、毎日なんだよw、いやー、たまげたわ。

 

さて、この男、単に自分の生理的欲求を満たすためだけにこんなことをしているわけではないらしい。

この辺がポイントってわけだ。

 

 
監督:ジャウマ・バラゲロ
出演者:ルイス・トサル、 マルタ・エトゥラ、 アルベルト・サン・ファン、 ベトラ・マルティネス
収録時間:101分
レンタル開始日:2012-11-02

 

Story
REC/レック」シリーズのジャウマ・バラゲロ監督が贈るサスペンススリラー。マンションの住み込み管理人として働く男・セサル。彼は住人の美女・クララに想いを寄せ、合鍵を使い彼女の部屋に忍び込む。彼の行為は徐々にエスカレートしていき…。 (詳細はこちら

 

  

↓ネタバレ

 

演出はなかなか良かった。

飛び降り自殺をしようとしている主人公の絵から始まる。

死にたいような理由がなんかあるんだ?ってまず思わせる。

次に室内の絵に切り替わるが、何故か部屋に飾ってある写真と今ベッドから出てきた男の顔が全然違う?

誰の写真だ?

さらに、ベッドの下からカバンを取り出した。

変なところに収納してるな。。。

なんだこいつ。

自分の家なのに随分と慎重かつ、潜むように行動する変な男だと。

(自分は家出しようとしてるんだと思ったんだけどね)

ところがだw

不法侵入かよ!

それがわかった瞬間の気持ち悪さったらない。

 

 

彼女が帰る前にベッドの下に潜り込み、寝静まった頃合でベッドの下から這い出る。

そして、クロロホルムを嗅がせ容易には目を覚まさないようにダメ押しする。

作品中では具体的な描写は殆ど無いけど、まぁ、やりたい放題ってことだ。

朝五時まで彼女のベットに潜り込み、薬の効果が切れる前に起き上がり、彼女の歯ブラシで歯を磨き、当たり前のように部屋を出て自室へ戻る。

気持ち悪いw

しかし、毎日ベッドの下で寝るまで息をひそめるってどんだけの精神力だよ。

(一回ならまだしも毎日ならどっかでミスもするだろうし気づかれないのは不自然だけど。)

 

更に、この男には、エロ以上の目的がある。

毎日の様に強姦まがいの事してる時点でそれも目的なんだろうが、それ以上に幸せそうな彼女を不幸のどん底に陥れたいという願望を持ち合わせているという、輪をかけて救いようがない設定

不幸な人生にあって唯一の幸せが他人の不幸だと言い切るくらいだ。

相当めんどくさい男だよ。こいつは。

 

彼女に対して好意的な感情があることは、確かだろう。

しかしながら、そんな彼女の愛情や感心が自分に寄せられる事はないであろうことが憎しみとなって増幅されて行く。

 

不法侵入行為以外にも、嫌がらせのメールや手紙を送りつけるという行為もしており、おそらくそれによって不安に苛まれる彼女の様子を管理人として心配するような素振りをしながらほくそ笑みたいという願望があったのだろうが、この女性が相当なプラス思考で、その程度の嫌がらせは意にも介さないという様子。

自分の嫌がらせの成果が現れない事に苛立ちを募らせ徐々にエスカレートしていく。

 

ルイス・トサルという俳優さんがこの変態を演じていますが、うまかったわー。

もう、どっから見ても変態にしか見えないもの。

苛立ちを抑えきれずに当り散らす様がリアルで怖いもの。

 

冒頭、飛び降りをしようとしているシーンのモノローグでは「生きる理由が一つもない。何か一つでいいから生きる理由が欲しい」そんなことを言っていたが、結局本編ではその自殺を思いとどまる事になる。

つまり、ギリギリのところで生きる理由をみつけたということだ。

 

その日、彼のターゲットであった彼女は恋人と共に旅行に出かけてしまう。

主人公は仕事を解雇され近々出ていかなくていけない。

 

恋人の出現によって計画も台無しにされ、最後のチャンスにかけようとしていたところに外泊されてしまってはもう忍び込む機会は得られない。

目的を失ってしまったのだ。

それが彼が死を選ぼうとした理由だった。

 

なんとも屈折している。

が、まさに飛び降りようとした瞬間、戻らぬはずの彼女が戻ってきたのだった。

生きる理由を再び見出した男は自殺を思いとどまり、最後の不法侵入を実行する。

(直前に彼氏によってベッドの下の荷物に気づかれてるので、易易と侵入できるってのはちょっと不自然だけどw。十分用心してるはずだろうに)

 

しかも、そこには驚きの気持ち悪い事実がw

彼女は妊娠していたのだが、本物の恋人とは遠距離か長期出張かわからないが会う事自体が久しぶりだったはずなのに、4週目。

つまり、その時期に彼女と恋人は離れ離れで会えてないわけだ。

なんて事なの。。。もう、彼女がかわいそうでしょーがない。

 

せめてこの事は、変態男と我々視聴者だけの秘密にしてーっと願っているところに追い打ちがかかる。

このド変態は、お腹の子が自分の子であるとを最後の侵入で知り、新たな目的を見つけしまうのだ。

 

ほんと腐ってる。

子供が生まれるタイミングを見計らって、自分が彼女に行った非道の数々を告白する手紙を送りつけるなんて、、、。

理不尽極まりない。

 

プロットにいささか古さを感じるが、この胸糞悪い感じを、狙ってできてるのは上出来だと思う。

 

 

総評:☆☆☆

物語:☆☆☆

演出:☆☆☆☆

映像:☆☆☆

音楽:☆☆☆

役者:☆☆☆☆

 

<ジャンル>

シチュエーション・エロスリラー(でも、絵的には殆どエロいのはない)

 

<オススメ>

人によっては相当に気分を害する可能性が高い。

あらすじを読んで行けるかどうか判断した方がよい

というか一人暮らしの女性は余計な心配が増えるといけないので見ないでね。