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ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

スポットライト 世紀のスクープ (2015)

ひとつ前のアカデミー受賞作
監督:トム・マッカーシー
収録時間:128分
レンタル開始日:2016-09-07

 

Story
アカデミー賞作品賞脚本賞を受賞した社会派ドラマ。ボストン・グローブ紙の記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を元に、事件の内幕を取材に当たった記者たちの目線で克明に描き出す。監督は『扉をたたく人』のトム・マッカーシー。 (詳細はこちら

 

展開が早く、抑揚がない作品だがそこがノンフィクションベースであることを観る側に強く意識させる。

うまい作り。

マイケル・キートンは若い頃よりお年を召してからの方が雰囲気あって素敵だった。

非常に静かな作品だけど、緊張感があって集中して見ることができた。

 

信仰はその宗派を信じる人にっとってとても大きな心の拠り所だから、言い方かを変えれば最大の弱点でもあるだろう。

神父の口からもっともらしいことを聞かされたら抗う術はないか。

子供なら特に。

罪を犯した神父はきっと罪悪感がないんだろね。

自分の行いを正当化してしまうのだろうし、言い訳ではなく本人自身がそう信じきっているのだろうから。

拠り所にされる側の物差しっていうのは、自分本位になってしまう。

比較する必要もなければ、咎められる事もないから、どんどん本人にとって都合良く形を変えてしまうのだろう。

もちろん全員ってわけじゃないだろうけど。

 

今でこそ昔ほどではないのかもしれないけど、一時代は教会が政治、経済、文化の全て意のままにしてきた時代もあったのだろうから、こういうことは悲しいかな起こるべくして起こってしまったのかも知れない。

野放しのままで終わりにならなかったことがこのケースでは唯一の救いだった。

それも氷山の一角なのかもしれないが、、、