観てから結構時間が経っちゃったのでうろ覚えなんだけど、一応。
白いカラス、うまいこと言ったもんですね。
このタイトルの意味は映画を最後までみると、ほほーなるほど。
と思わせる。
なかなかのセンス。
監督:ロバート・ベントン
収録時間:108分
レンタル開始日:2004-11-05
Story
アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマン共演で贈るヒューマンドラマ。ふたりの男女の人生を通して、アメリカの人種差別の複雑さを提起する。人生最後の恋をした大学教授・コールマンは、掃除婦のフォーニアに50年間胸に秘めた告白をするが…。 (詳細はこちら)
アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマン共演で贈るヒューマンドラマ。ふたりの男女の人生を通して、アメリカの人種差別の複雑さを提起する。人生最後の恋をした大学教授・コールマンは、掃除婦のフォーニアに50年間胸に秘めた告白をするが…。 (詳細はこちら)
内容の方は重めのテーマを盛りすぎて、消化しきれていない印象。
人種差別問題や階級社会問題、年の差恋愛、家族との関係。
しかし、ニコール・キッドマンはとても美しく女盛りで、彼女のファンならばその演技を見るだけで満足できるのではないかと思う。
人生に疲れきって半ば投げやりで生きているような、やさぐれた役なので、
所謂、きらびやかな美しさとは全然違うのだけど、だからすごい。
飾り立てれば普通の女でもある程度キラキラにはできるけど、あんなにズタボロの役なのに輝いてるっていうのは彼女の自力を感じるよね。
アンソニー・ホプキンスやエド・ハリスの演技も素晴らしく、その点はとても見ごたえを感じた。
静けさの中で堕落した魂が蠢いているようなヒンヤリとした作品の雰囲気も良かったと思います。
なので、良い映画になりそうな要素が割と多いのにもったいなかった。
役者の演技でだいぶカバーされているとは思うのだけど、
それでも残念ながら、痛みや悲しみが今一歩、こちらには届きにくかった気がした。
冒頭のシーンがもっと突き刺さる印象になるまで、引き込まれるものであったらとても良かったとのになぁと思わずにはいられない。
<オススメ>
ニコール・キッドマンが好きなら