ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

残り

しまった。放置しすぎ。


気力が尽きて途中で終わっていたやつの残り。


第3位
「MILK」
ほんと、心の襞にぐいっと刺さった。
ガスのこの作品に対する思いと愛。
十分過ぎるほどの演技で答えるショーン。
絶滅危惧種のヒナを孵すかの如く。

そして、ミルクの生き様。
人が人として他人に惚れ込むとしたら、それってやっぱ生き様なんだろな。


ここ最近の映画じゃダントツに涙した。



第2位
「南極料理人」
3位とは対極のような作品だが。
このユルさは侮れない。中毒になった。
キャスティングが素晴らしい。
主演の堺雅人の演技が素敵過ぎだった。
好みは分かれるだろうけど、この手の淡淡とした空気は好きなので合ってたな。



第1位
ノーカントリー
度肝を抜かれた上に潰されるし、かと思うと哀愁たっぷりだったり。
読めない展開と騙し討ち、異常な程細かい設定やキャラへの執拗なこだわり、とコーエン節全開。
包まれた真意は宝探しのように深い、深い。

相変わらずまんまと取り込まれる。
しまったなぁ、好きすぎるなぁ。

こんなの作れるなんて変態だよね。
好きだけどね。