ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

チョコレート・ファイター(2008)

タイの映画ですよ〜
ヤクザの役で阿部寛がでてる。

タイっぽい感じはある意味好きである。
異国情緒たっぷり?な、設定とかね。


おかんが元マフィアで出産(相手は阿部ちゃん設定)を期に足を洗うが自身が重い病に倒れ治療費を払えない状態になる。
成長した娘は母がマフィア時代に貸したままになっていた金を悪漢ども相手に取り立てていくというね。

しかもこの少女は、障害を持ちつつも一度見たアクションを完璧にコピーできるとう特殊な能力によってめっぽう強いってわけ。
だから、悪漢ども相手にボコられるかと思いきや逆におもっきりやり返すという結果になる。


話はすこぶるつまらんね。
ジージャーの演技もかなり微妙。


だが、この娘(ジージャー)のアクションはほんとすごいことになってる。
知らずに見たけど、きっとスタント使ってないなってのが絵の感じとかで解る。
(後で調べたら実際そうだった)
ワイヤーやらCGやらの加工や補助も一切なしのほんまもんのアクションらしいです。

これも後で知ったことだけど、ジージャーはこの映画の為に4年間もアクションの訓練を受けたらしく、
かなりの気合を感じる。

実際に映画にもその気迫は現れてるんだよね。
決してスタイリッシュとは言えない絵なんだけど、生々しく、痛々しく凄まじいほどのリアリティを感じたわ。


まさにこの映画は彼女のアクションを堪能する(為だけの)映画。
そこだけにポイントを絞るなら見る価値は十分にあるわ。


後、必然性も無いのにお姉なおっさんが登場するところとか超タイだよねw
いいね。
そんな感じは好きよ。


総評:★★★

物語:★

演出:★★★★

映像:★★★★

音楽:★★★

役者:★★★(アクションだけなら5だけど、他がひどいので)


<ジャンル>
ド級のアクション


<お奨めの気分>
カンフーっぽい感じのアクション好きなら必見