ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

アタック・ザ・ブロック(2011)

タランティーノが絶賛してるらしいという文句に釣られました。

これは、好みがハッキリ分かれるんじゃないのかなぁ。

 

イギリスの中学生くらいの悪ガキ達が自分らの団地を襲ってきたエイリアンと戦うという、SFコメディっていう看板になってんだけど、これは今時のイギリスの文化事情とか知らないと多分笑えない。

なので、自分にとってはほとんどコメディ要素は感じなかったのね。

やたらと他の作品をセリフに引用するとこなんかも、その元ネタ知らないとでしょうしね。

それについては偶々ほぼ知ってたけど。

しかし、ポケモンNARUTOってのはイギリスでもちびっこの間じゃ標準なのね

ってのが解ったのは勉強になったw

 

元々そんなフザけた作りっていうワケでもないので、普通に少年アクションモノって感じだった。

最初はやたら悪ふざけしてるガキどもがエイリアンと格闘していくうちになんかたくましくなりました的な。

 

テンポはかなり良く、寄り道の無い分かり易い展開だし、時間的にも90分弱くらいかな、短めなんでさっくり観られるね。

 

個人的には、コメディとしての面白さが理解できなたら満足だったかもしれないけど、そうじゃなかったので、それに伴ってラストも気に入らないっていう結論になってしまったわ。

ああいうのないわw マジでw

 

しかし、コメディものってのは難しいよね。

独自の笑いを追求しているタイプなら流行り廃りも国籍も関係なく笑えるんだろうけど、世間の流行り廃りと連動してるものも結構あるし、その手のコメディになるとやっぱりバックグラウンドが無いとキツイ。

 

 

総評:★★

物語:★★

演出:★★

映像:★★

音楽:★★

役者:★★★