想定外!戦うマイケル・セラはカッコ良かった
エドガー・ライト3作目。
本国のイギリスじゃなくてアメリカ映画。
且つ舞台はカナダ。
詳しく確認してないけどカナダでは有名なコミックの実写映画化のようです。
マイケル・セラをアクション映画で見ることになるとは思いもよらなかった。
↓これに出てた子でしょ。(向かって右)
気弱で、優柔不断、ゲーム大好き、疑いようのないインドア派。
そういうイメージがこびりついてるし、役づくりの次元を超えた素質も感じるでしょう。
だって、あの内股具合。
あれは訓練してもそう簡単にできそうにないよ。
オタク要員としての需要は高そうだけど、それ以外のキャラは相当限られるんだろうなって思ってたものですから。
とはいえ、今回もベースのキャラはやっぱりそんな感じなんだけどねw
でも、バンドマン(売れてない)で、且つ、女の子には結構モテるっていうオプション付き。
彼のへっぽこなアクションで失笑を誘う計略なのか??
と思ったりもしたんだけど、視聴してみましたところ、、
かっこいいじゃん、ちゃんとアクションやれてるじゃん!
正直驚いた。
(かなりトレーニングしたらしい、後からなんかのインタビュー記事でみた)
どう見ても、モヤシなのに。
お見逸れいたしました。
だからといって、ファンになるほどじゃないけどな。
『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』のエドガー・ライト監督による青春アクションムービー。ミステリアスな女の子・ラモーナにひと目惚れしたバンドマン、スコット・ピルグリムは、彼女と付き合うために彼女の元カレ7人と戦う羽目になり…。 (詳細はこちら)
相変わらず、絵は凝りまくっている。
今回は特にコミック原作っていうので、エフェクトも漫画っぽさを取り入れたりして、絵遊びが満載な感じ。
ファイトシーンは対戦式の格闘ゲームスタイルになっている。
部分的には結構笑えるところもある。
女子高生のカラーリングが取れちゃうところとか、靴ひもの時だけテンポが悪くなるところとかねw
でも、前の2作品と比べると惹かれるものが少なかったかな。
プロットがオリジナルじゃないのがきっと大きい。
展開は殆どスケルトン状態だからねw
話の結末に対する期待感が持てなかったっていうのが一番大きいのかな。
しかし、見れば見るほど、ジョエルとイーサンが思い浮かんじゃうんだよね。
この監督も相当キャラ作りにこだわりがあって、かなり細かいところまでイメージができてる感じなんだと思う。
内容を頭に入れなくて良いので観るには楽な作品だった。
見所はもちろん戦うマイケルと、もう一つ。
ルームメイトのゲイ友(あのマコーレ・カルキンの弟らしいけど、兄貴よりずっといいね)もナイスキャラでした。
毒を吐きつつ根は優しいので、みんなイチコロになっちゃうのね。
ちなみに、出演している女の子達は運動能力を求められるからなのか、ガッシリ系な女子が多くて、魅力的??な感じであった。
<オススメ>
・映像がおもしろい作品が観たい
・マイケル・セラが好き
・いつものマイケル・セラも好きだけど偶にはカッコイイ彼も観てみたい
・頭使わないで気楽にちょこっと映画が観たい
・今回はグロなしなので、グロが苦手な人もOK