やっと最新作に追いついた。
内容忘れないうちにと頑張って視聴してきた。
果たして報われるのだろうか~
取り敢えず話としては完全に1,2作目から繋がっているので、必ず前の作品を観たあとで見るべしな内容であることは間違いない。
【好き】
・キャットウーマンいいね。アン・ハサウェイがとても世界観にマッチしててGood
感傷的でもなく、かと言ってつっぱりすぎてもいない感じで素敵。
特にバットマンのあのバイクらしきモノを乗り回す姿はクール。
これ見ると、ごめん。。ミシェルのキャットウーマンが廃れて思えた。
・映像と音楽は相変わらずいい感じかと。
特に映像はすごいです。メイキングとか観る機会あったら観たいくらい。
冒頭飛行機から人がぶら下がってる映像とか合成じゃないからね。
いや、本気も本気。
暴動シーンも全部ちゃんとエキストラ雇って本物で撮ってる。
・クリスチャンの演技も安定して良かった気がする。
勿論、マイケル・ケインや他の方々もね。
キャラは全般的にいつも良いように感じる。
【微妙】
・ちょっと今回色々放り込みすぎじゃなーいの?w
最後って思いながら作ったからなのかもしれないけど、いろんなエッセンスが多すぎて、集中して観れなかったし、なんか暖まる前に風呂から上がったみたいな薄ら寒い感じなんだがな。
あのー、1作目まで遡って色々回収するっていう、3部作なのでアリだとは思うんだけど、尚更トータルのボリューム感というのが、、、
・今までの3作のうちでプロットも一番弱い気がしてしまったな。
観ていて釈然としないシーンが一番多かった気がする。
時間的な概念にも無理が感じられるというか。
・せっかくの衝撃の真実が、全然衝撃になってない。。。
「実は私よ」みたいな感じですけど、そう言われましても、あなた誰でしたっけ?くらいの感じ。
実際には勿論わかってるんだけど、心の距離的にそのくらい離れちゃってるってこと。
まるで通り魔に刺されるくらいの縁のなさを感じた次第。
・中だるみがちょっと気になった。
キャットウーマン良いとは言ったんだけど、それはキャラとしては良かったってところで、登場人物が増えたことによって散漫になっちゃってるような~
あの若手の刑事もね、最後まで観るとどうしても出したかった理由とかもわかるんだけどさ、何目線なんだがよくわかんなくなってくるし、自分もスイッチについていけないんだよ。
この二人の登場人物はどちらか一人に絞って他の部分を掘り下げてもらった方がよかったような~
・最後の方に大掃除とばかりに色々回収し始めるんだね、それ自体は悪くないとは思うけど、脈絡が、、、。
やるにしてももう少し流れとか、間とか、あるじゃん。
所謂ラストは結構好きなんだけど、その前がなんかグダグダっぽくて、気持ちを乗せられなかった。
ふー、まぁね、ダークナイトは越えられないだろうなって思ってたからさ。
敵役のキャラはある程度最初からハンデ付きで見てるようなところあったし。
でも、1より落ちてる感じがするのはいただけないなぁ。。。
総評:☆☆☆
物語:☆☆
演出:☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆
監督:クリストファー・ノーラン
<ジャンル>
シリアスクライムアクション
<お奨めの気分>
これは当然、前作見たならでしょうねw