ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

グリーン・デスティニー (2000)

前回同様Huluにて。

ライフ・オブ・パイアン・リーだし、映画賞もいっぱい獲っているので、期待してたのですが、肩透かしを喰らいました。

 
収録時間:120分
 

 

Story
マトリックス』でその技術力の高さを世界中に知らしめた、ユエン・ウーピンのワイヤーアクションが冴えるアクション大作。2000年度アカデミー賞で、最優秀外国語映画賞、最優秀撮影賞、最優秀作曲賞、最優秀美術賞の4部門を獲得した。 (詳細はこちら

◎歴代最高の映画500:497位作品

 

壮大な映像は確かに良いと思います。

けど、個人的にあの緑はちょっとやり過ぎかなぁと思いました…。

あれをやるなら、それこそライフ・オブ・パイのようにとことん幻想的な路線に走って欲しかったので何か中途半端な印象しか残りませんでした。

 

内容は「別に」なので触れませんw

まぁアクション主体だし最初から期待はしていません。

 

肝心のアクションですが、それもどうなんでしょうかね。

ワイヤーガンガン使ってて、水の上を歩いたり、直角の壁を歩いて登ったりするんですよw

あれ見て何思うのでしょうか?かっこいい?幻想的で美しい?

笑っちゃいましたよ、自分はね。

スピード感があれば或いはそれっぽく見えたかも知れないとは思うのですが、如何せん動きがゆったりなのですよw

そう、疾走するというよりほんとに歩いてるっていう印象なんだよね。

 

ワイヤーアクションってよっぽどうまくやらないとギャグにしかなんないと思うのだけど、外国の方はああいうのが好きなのでしょうかね。

テクニックが優れていたり、大変な労力を費やしたりしていたとしても結果的にそれが映画の中で良い方向に作用してなきゃ意味ないと思うし、あのアクションは自分には微妙にしか見えませんでした。

むしろワイヤー無しのアクションの方が良かったです。

中国剣術ってのは日本の刀とは違ってダンスのように華やかですね。

興味深くて見ごたえもありましたよ。

 

 

チャン・ツィイーは可愛いです。

今回はかなり好奇心旺盛でやんちゃな役どころですが、あの童顔とのギャップも良かったかなと。

チャン・チェンもカッコ良かったです。

レッド・クリフにも出ていましたけど、あの時みたいに高貴役より今回の様に粗野で粗暴なキャラの方が彼のワイルドな風貌に合っている気がしました。

 

アン・リーはかなり色んなジャンルに手を出している事で有名ですので、これも一つのチャレンジ的なものだったのでしょうか?

安全な路線に収まろうとしないその精神は尊敬します。

そしてこの10年後にライフ・オブ・パイが生まれるわけですね。

 

◎今すぐ観たい!

今はもうHuluでは配信されていない模様

Netflix:見放題

 Crouching Tiger, Hidden Dragon | Netflix

Amazonビデオ:300円~

 プライム会員は無料

 グリーン・デスティニー (字幕版)

楽天SHOWTIME:324円~

 グリーン・デスティニー 動画 | 洋画:楽天SHOWTIME(ショウタイム)

TUTAYA:324円~

 グリーン・デスティニー - ツタヤディスカス/TSUTAYA DISCAS - 宅配DVDレンタル

YouTube:300円~

 グリーン・デスティニー - YouTube

総評:★★
物語:★
演出:★
映像:★★★
音楽:★★★
役者:★★★

 

<ジャンル>

アクション 武侠ってやつですね

 

<オススメ>

アン・リーのチャレンジを覗いてみたい。彼の歴史を踏襲したい。そんな時に。