ひと昔映画日記

素人の映画雑食日記 それこそ我が映画道

監獄ロック(1957)

プレスリー主演映画といえば、これ!

なはず。。。

 
監督:リチャード・ソープ
出演者:エルビス・プレスリー、 ジュディー・タイラー、 ミッキー・ショーネシー
収録時間:97分
 

 

Story
1950年11月メンフィス-映画スターになる日を夢見ながら、Loew'sStateTheaterの案内係として、週給12.75ドルで働く一人の少年がいた。数年後、彼の夢は現実となる-世界中にエルビス旋風を巻き起こした音楽界の新星、エルビス・プレスリー。1957年5月に制作されたプレスリー主演第3作”監獄ロック”は、彼の主演映画の中で爆発的な人気を博した最高傑作といわれている。 誤って人を殺し、服役中のヴィンス・エレベット(エルビス)は、刑務所内でギターを手に歌ったことから、ロックスターとして人気者になる。大ヒットを記録した主題歌の”Jailhouse Rock”を始め、”I Want To Be Free”,”Don’t Leave Me Now”,”(You’re So Square)Baby I Don’t Care”など、プレスリーの歌7曲が楽しめる、軽快なテンポのミュージカル・ドラマ (詳細はこちら

◎歴代最高の映画500:495位作品

  

出演した映画32本全て主演。と聞くとすご!って思っちゃう。
けど、殆どPVの延長の様な特性の映画でしょうから無理からぬという感じはします。

中でも有名なのがこの作品なのでしょう。

斯く言う私は一度も観た事ありませんでした。
そもそも、プレスリーの映画が初見にございます。
悪しからず。

 

やっぱプレスリーはお歌が本業な人であって、しかも、この映画も彼の歌ありきが前提で作られているという事を鑑みると、物語性のある映画としてではなく長いPVという位置づけで楽しんだ方が良いのでしょうね。

 

ただ、そう考えるほどにどうしても長く感じてしまう。

映画としては短めなのですけどね。

内容が空なので、見せ場が来るまで相当待たされたという感覚でした。

 

シンデレラストーリー仕立てになっていて、どん底から歌手として成功するという流れは、ある種本人の実生活とも共通してますよね。

後は、売れまくって調子に乗っちゃって初心を忘れて暴走しかける⇒不慮の事故に遭遇⇒思い直して更生する

というまぁ、この手の話は何百本と作られて来ただろうというステレオタイプの中でも更に王道のような話です。

つまりストーリーは退屈ってことですが。。。

90分台なのでギリギリ最後まで行ける。

 

さすがに歌のシーンは良いです。

映画じゃなくてもっと短いPVなら文句なし。

 

カテゴリーはミュージカルになるのですが、一般的にイメージするミュージカル映画

(散歩の途中で突然歌いだしたり、踊りだしたりするやつ)とは違っていて、歌は劇中劇のような扱いというのでしょうか、映画の中でのTV撮影シーンだったり、ショーのステージ上だったりするので、その点は突然系のミュージカルに嫌悪感を感じる人でも観やすい作品です。

実際そのあたりは全く気になりませんでした。

 

歌のシーンは必見ですが、それ以外は飛ばしてもいいよね。な作品でした。

 

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 監獄ロック(字幕版)

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