下書きのまま放置してあった記事が(なんか10個くらいあったよ)
どういう事情かは思い出せないけどちょっとずつはけておこう。
以下、視聴したのは「2013/6/16」らしい。
内容は当時のまま(というより今となっては忘れてて改めて書きようがない。。。)で形だけ成形。
恋愛に不器用な青年が経験するほろ苦い500日の出会いと別れを描いたラブコメディ。建築家を夢見る青年・トムは、ある日秘書として入社してきた女性・サマーにひと目惚れ。運命の愛を感じた彼は猛アタックを開始するが、サマーは曖昧な答えに終始し…。PG12作品。 (詳細はこちら)
ロマンチックな男トムと超現実主義な女サマーの一風変わったロマンス。
面白かった!
ストーリーも然ることながら、主人公二人のファッションも、音楽も、映像もちょっと洒落てる感じで可愛い。
ハイセンスなオシャレ映画の部類じゃないでしょうか。
マーク・ウェブ監督はこれが映画初監督で、音楽Vの出のようだ。
ガイ・リッチーやデヴィッド・フィンチャーもそうだけど、音楽Vから来た人ってのはやっぱり映像がカッコイイ。
勿論音楽もだけど。
今後の活躍に期待しちゃうよね。
さて、本題。
視聴者が男性でも女性でも多分トムの方を応援したくなるだろう。
演じるのはジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
イマイチ頼りないが純粋でロマンチストなトムははまり役だと思った。
対するサマーはズーイー・デシャネルが演じているが、これが、まぁ、悪魔的に可愛いw
女から見てもこりゃ可愛いな、騙される男がいっぱいしてもしょうがない。
と思う。
だが、タチの悪さは最上級。
知的で純粋そうな顔立ちと身なり、見た目は全く嫌味のない可愛らしいお嬢さんだが、その実、尻軽でバイセクシャル、おまけに本気の恋愛なんて馬鹿らしいとはっきり口にする。
トムに対しても付き合う気はないと宣言した上で、交際?らしきものを始めるというw
やめときゃいいのにと言いたい気持ちもありつつ、しょうがないか、、、と思う気持ちも半分という感じ。
だけどね、振り回される男が馬鹿なんだとは思わない。
これ観ると、最終的には振り回してきたサマーの方が浮かないんじゃないか?って思う。きっとずっと心のどこかで引きずって行くのはサマーの方じゃないかって気がする。
だからトムよ、君はそれでいいのだよ。
演出がとても良かった。
オープニングもサマーとトムが出会うまでの生い立ちを画面を2分割して追っていく形でビジュアル的にも楽しめるし、スタイリッシュだ。
他にも、サマーと付き合い初めのウキウキした心情表現をミュージカル風に表現したり、実写と絵を重ねたりと、映像も非常に手が込んでいて素敵です。
彼らの500日間をただ頭からなぞっていくのではなく、その時空を遡ったり、進んだり、という具合に進む、この演出良かった。
488日目(もう最後の方ですね)。
公園のベンチで見つめ合うトムとサマーからスタートする。
この二人がなぜ、488日目にしてここでこうしているのかはこれからのお楽しみというわけだ。
そして初日の出会いに戻ったかと思ったら300日後くらいの険悪な時期に飛んだりする。
オモシロイね。
ランダムにパズルのピースを渡されてちょっとずつ埋めていくんだけど、それが端っこからじゃないという、それでも流れにちゃんと乗れるように作ってるところがとっても上手い。
視聴後感の爽やかさは手堅い。う~んと背伸びを1つしてにっこりと微笑みたくなるような作品だった。
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総評:☆☆☆☆
物語:☆☆☆
演出:☆☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆
<ジャンル>
風変わりロマンス
<オススメ>
爽やか映画が観たい時にオススメ~。
但し、恋愛とは言っても出会いから別れまでの話なので、恋人同士で観るのは気まずい可能性もあり。
同性の友人と観ると良い。
↓ネタバレ
488日目の二人はオープニングで観たときは幸せそうな絵に見えたんだけど、
実はあれはもう別れた後の話なんだなと程なくして気づく。
なる程、これは恋愛成就の物語ではないんだな。
最初にナレーションで釘を刺されたのはそういうことか?
最後の最後はまた見ものなんです。
ずっと運命なんて信じないと豪語してきたサマーの方が突如運命を信じて動く事になり、逆にずっと運命を信じてきたトムは運命などに頼っていては何も始まらないのだと吹っ切ることで、前に進もうとする。
出会った頃と考えが真逆になってしまうのね。
サマーが魅力的だった分、トムは彼女の思い出から脱却できるのだろうかと心配しちゃったけど、存外オータムはサマー以上に魅力的な予感がした。
(人選も冴えてるな)
大丈夫、オータムはきっといい子だよ。